思春期を通り過ぎて大人になったというのに、ニキビができて困っていませんか?
「思春期の頃のように皮脂がたくさんでているわけじゃないのに…。」と不思議に思う人も多いと思います。
実は、大人になってからできるニキビには、思春期の時にできるニキビとは別の原因があるために出来てしまいます。
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その原因には、大人の女性に起こりやすいホルモンバランスの崩れや、アクネ菌が関係しているんですよ💦[/surfing_voice]
大人ニキビはホルモンバランスの乱れで起きる
ホルモンバランスが乱れるとニキビができやすくなります。
これが、大人ニキビの主な原因です。
女性は、女性ホルモンしかないと思っているかもしれませんが、実際には男性ホルモンも女性の体内にあります。
この男性ホルモンがあまりにも増えすぎてしまうと、ニキビができやすくなる原因になってしまうんです。
また、大人ニキビは生理とも深く関係しており、生理が近付くと肌荒れしやすくなります。
ホルモンバランスが崩れると皮脂が増えやすい
女性ホルモンには「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2種類あります。
排卵後から生理前までを「黄体期」と言いますが、この期間には卵巣の黄体から黄体ホルモンが分泌されます。
この黄体ホルモンは男性ホルモンに似た働きをするために、皮脂を分泌しやすくなるんです。
2種類の女性ホルモンのバランスが崩れているから肌荒れしやすくなります。
男性ホルモンや女性ホルモンの1種である黄体ホルモンが増えると皮脂が増えてしまいます。
適度に皮脂が増える分には肌を保護する役割があるので良いのですが、増えすぎてしまうと毛穴に詰まってしまうようになります。
では毛穴に皮脂が詰まってしまうとどうなるのか?
もう予想できてしまっていると思いますが…そう!ニキビができる原因になってしまいます。
皮脂が詰まった毛穴はアクネ菌の大好物!
毛穴に皮脂が詰まると、アクネ菌が発生してしまうためにニキビになってしまいます。
思春期ニキビの場合は、鼻やあご、額などに皮脂が過剰に分泌するのでこの部分にニキビができやすい傾向があります。
ですが、大人ニキビの場合は違う場所にニキビができやすいんです。
もう身に覚えのある方も多いと思いますが、ホルモンバランスが乱れやすい口の周りやフェイスラインに多くできます。
口の周りはヒゲが生える場所なので、ホルモンの影響がとても出やすい場所だからです。
思春期ニキビと同様に大人ニキビも皮脂が毛穴に詰まっているためにできるので、洗顔はとても大事です。
毛穴に詰まっている皮脂を洗い流してアクネ菌が毛穴の中で発生しないようにしましょう。
大人ニキビを予防するためには規則正しい生活を!
洗顔に気を付けることももちろん大事ですが、それ以上にホルモンバランスが乱れないような生活を送ることが重要です。
体はストレスを感じると男性ホルモンが多くなりやすいので、体になるべくストレスを感じさせないようにしましょう。
そのためには、規則正しい生活が不可欠です。
しっかりと睡眠をとり、毎日の生活のリズムをなるべく一定に保ってください。
そうすれば、体にストレスがあまりかからなくなるのでニキビもできにくくなります。
また、食生活も気を付けましょう。
大豆製品は、大豆イソフラボンが入っていますので女性は積極的に食べたほうが良いです。
女性ホルモンと大豆イソフラボンは形も働きもよく似ているので乱れたホルモンバランスも改善されるかもしれません。
逆に油っこいものを食べると皮脂がたくさん出やすくなりますから、油っこいものはなるべく控えたほうが良いでしょう。
適度な運動も良いですし、体を冷やさないようにもしましょう。
冷え性の女性は多いので、体を冷やさないように日ごろから冷たいものを避けたり、1枚多めに着るなど工夫してみてください。
このように健康的な生活を続けていけば、ホルモンバランスが整いますので、大人ニキビを防げます。
すぐに効果が出なくても続けることで効果が出るでしょう。