10代なのに大人ニキビ?大人ニキビと思春期ニキビの違いは?

大人になっても悩まされ続けるのがニキビですが、思春期にできるニキビと大人になってからできるニキビでは、実は大きな違いがあるんです。

一般的に10代では思春期ニキビになることが通常ですが、メカニズムの違いから10代でも大人ニキビを発症していることもありますので、その場合は友達と同様のニキビケアをしていても治りません。

[surfing_voice icon=”https://elle-dk.com/wp-content/uploads/2017/12/mari.jpg” name=”MarI” type=”l” bg_color=”fffff0″ font_color=”000″ border_color=”edeeb0″]

そこで今回は、大人ニキビと思春期ニキビの違いについて見ていきますよ♪[/surfing_voice]

大人ニキビと思春期ニキビの違いを比較

思春期ニキビ大人ニキビ
  • 成長期にできやすい
  • 皮脂が原因で発生しやすい
  • 額・鼻・頬にできやすい
  • 成人してからできやすい
  • ストレスや生活習慣が原因で発生しやすい
  • フェイスラインや顎にできやすい

思春期ニキビの特徴

思春期ニキビとは、10代に多く見られるニキビです。

成長期であるためホルモンバランスが乱れがちで、それによって皮脂の分泌が多くなることが原因とされています。

皮脂の量が多くなることで毛穴が詰まり、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖しやすくなります。

すると、ニキビができてしまうのです。

しかし、成長ホルモンの分泌が落ち着き、状態が安定してくる20歳前後になると、思春期ニキビは自然とできなくなっていきます。

大人ニキビの特徴

一方で大人ニキビとは、思春期を過ぎた大人になってからできるニキビのことです。

出来てしまう原因は様々であり、複数の要因が関わっていることもあります。

乱れた食生活や睡眠不足、ストレスや間違ったスキンケア、肌に合っていない化粧品の使用、ホルモンによる影響など、人によって原因は大きく異なります。

食生活や生活習慣の乱れ、ストレスがニキビと関係してくるのは、肌の環境が悪化することでターンオーバーが乱れ、古い角質が肌に残ったままとなることが原因と言われています。

古い角質が肌に厚く溜まると毛穴が詰まりやすくなり、雑菌が繁殖しやすくなるためです。

以上のほかにも、これら2種類のニキビはできる部位にも違いがあります。

それぞれのニキビでできやすい箇所が違う?

思春期ニキビの場合は、皮脂の過剰な分泌が原因であることから、額や鼻など、皮脂が多く分泌する部位にできやすい特徴があります。

一方で大人ニキビですが、フェイスラインや顎、首元などにできやすい傾向にあります。

このように、2種類のニキビでは出来る場所も原因も異なります。

そのため、改善方法においても違いがみられます。

大人ニキビと思春期ニキビの対処法の違いを比較

思春期ニキビの改善方法

まず、思春期ニキビの場合ですが、改善するには皮脂と肌の水分の量を適切に保つことが重要となります。

そのためには、正しい洗顔を行うことが大切です。

適度な洗顔によって余分な皮脂を洗い流すことは必要ですが、これを過度に行ってしまうと、肌の乾燥を防ごうと皮膚が更に油分を出してしまいます。

すると、結果的に肌の皮脂の分泌を促進することとなり、逆効果です。

洗顔は1日2回と決め、あまり頻繁に行わないようにしましょう。

また、油ものの摂取を控え、バランスの良い食事を摂ることが大切です。

他にも、ニキビ対策専用の化粧品が販売されているため、それを利用するのも良いでしょう。

大人ニキビの改善方法

次に大人ニキビですが、こちらはまず、生活習慣や食生活の見直しが大切です。

バランスの良い食事と、十分な睡眠をとるようにしましょう。

また、肌に刺激が強すぎない洗顔料や化粧品を使用することや、紫外線による肌へのダメージを減らすことも大切です。

肌環境を良好に保ち、きちんとターンオーバーが行われるようにしましょう。

更には、適度な運動を取り入れ、代謝を上げることも効果的です。

代謝が上がれば、その分ターンオーバーも行われやすくなります。