少年ジャンプ+で連載中の大人気連載マンガ「SPY×FAMILY」のアニメ版が絶賛放送中です。アットホームな日常パートとスパイや暗殺のアクションシーンが楽しめる作品として、人気を集めています。かわいらしいアーニャにほっこりしたり、家族の絆が深まっていくところも魅力の作品。アニメのOPは髭男dism、EDは星野源が担当しています。今回は、主題歌も超豪華なアニメ版「SPY×FAMILY」について紹介していきます。
スパイファミリーとは
スパイファミリー アニメは、遠藤達哉さん原作で少年ジャンプ+で2019年3月から連載中のスパイマンガです。シリーズ累計発行部数は1,800万部を突破、2022年4月からはアニメ放映開始、2023年にはミュージカルの上映も予定されており、今1番熱いマンガといえるでしょう。
作品の舞台となるのは、東西が分断された国。一見平和を保っている国の中では、情報戦が繰り広げられています。西国で凄腕スパイとして活躍する主人公・黄昏は、東国に送り出されました。名門校に潜入してターゲットに近づくために「家族を作れ」と命じられます。黄昏が孤児院で出会った頭のいい少女・アーニャを引き取りますが、アーニャは実は他人の心が読める超能力者。その後出会った妻のヨルは殺し屋だったのです。互いに正体を隠した3人がかりそめの家族として過ごし、受験と世界の危機に立ち向かうホームコメディです。
アニメのスタッフ・キャスト
スタッフ
原作:遠藤達哉
監督:古橋一浩
キャラクターデザイン:嶋田和晃
キャスト
ロイド・フォージャー:江口拓也
アーニャ・フォージャー:種崎敦美
ヨル・フォージャー:早見沙織
フランキー・フランクリン:吉野裕行
シルヴィア・シャーウッド:甲斐田裕子
ヘンリー・ヘンダーソン:山路和弘
ユーリ・ブライア:小野賢章
OP ・ED曲も話題
放映前から期待が高まっていた、アニメ版SPY×FAMILY。OPは人気バンド・Official髭男dism、EDは星野源が担当しており、どちらもアニメの世界観にぴったりだと話題になっています。
OP曲「ミックスナッツ」
アニメ2話で初めて放送された「ミックスナッツ」は、アップテンポで爽やかな曲調の楽曲です。絵本のようなかわいらしい映像から一転、途中のサビ部分からかっこいいアニメ映像になるOP映像も話題を呼びました。アーニャの好物がピーナッツという情報が、楽曲作りのきっかけになったそう。家族3人がそれぞれ持っているかっこよさと、ほのぼのしたコメディー要素のどちらも組み合わせた1曲。歌詞をよく聞いてみると、家族3人の関係性をあたたかく祝福するような言葉が並んでいて感動しますよ。「かりそめの家族だけど、そばにいさせて」というところにグッときます。
OP曲を担当したOfficial髭男dismは、2012年に結成されたバンド。愛称は「ヒゲダン」で、メンバー全員が髭の似合う年になっても、誰もがワクワクするような音楽を続けていきたいという思いが込められているそうです。「ミックスナッツ」もメンバーの心意気のとおり、聞くだけで楽しくなる1曲になっています。2021年に発売されたヒゲダン アルバム「Editorial」もおすすめです。
ED曲「喜劇」
スローテンポで始まるED曲「喜劇」は、アーニャの視点で描かれる映像にマッチした1曲。「家族をテーマに」というコンセプトで作られたこの曲は、血のつながりはないけれど、心でつながる家族の絆を描いた曲となっています。父・ロイドと母・ヨルに出会った後のアーニャの表情が楽しそうに輝いている映像は、見ているだけで心がほっこりします。
ED曲を担当した星野源さんは、2010年に歌手としてソロデビュー。2016年には、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」を発表して大ヒット。ドラマの振り付けは「恋ダンス」としてたくさんの動画が投稿され、社会現象にもなりました。星野源さんは、耳に残るメロディーや、作品にマッチしたテーマソングを制作されることで有名。あたたかくて少し切ない星野源 「喜劇」もアニメ・スパイファミリーにぴったりの曲です。
最後に
今回は、大人気アニメ「SPY×FAMILY」とOP・ED曲についてご紹介しました。どちらも原作の世界観そのままのほっこりした曲です。アニメも折り返し地点を過ぎて、家族3人の活躍がこの先も楽しみですね。