心因性腰痛の症状や治し方!腰痛の種類や改善方法をご紹介!家庭の医学

2015年12月15日(火)19:00~9:48の3時間スペシャルで放送される

たけしの健康エンターテイメント!
みんなの家庭の医学

日々の身体の悩みの解決の糸口を見つける為や、
これから先を見据えて予防や早期発見の為に、この番組を見られている方も多いのでは?

特にスペシャルの回は内容が濃く、
今まで放送された内容のダイジェスト的な部分もありますのでとても参考になりますよね。

今回は、
「長引く治らない症状 本当の原因をもう1度探ります!~名医のセカンドオピニオンSP~」
というテーマで放送されます。

セカンドオピニオンのテーマでは、
☑大谷晃司先生による
エスカレートしていく謎の腰痛の正体

☑三輪洋人先生による
「逆流性食道炎」と診断された胸やけの正体

☑若倉雅登先生による
目薬をさしても効果がない「目のぼやけ」の正体

の3テーマが大きく紹介されるみたいですよ。

その中でも、
エスカレートしていく謎の腰痛
がとても気になったので“腰痛”について調べてみました。

腰痛は必ずよくなる!

まずは腰痛の辛さの原因である「痛み」に対処する方法をご紹介します。
保存療法という腰痛治療の基本となる改善方法となります。

☑鎮痛剤や湿布などの薬物療法
☑コルセットなどの装具療法
☑局所麻酔を注射し痛みを遮断する神経ブロック
☑特殊な機械で腰椎を引っ張る牽引療法
☑腹筋や背筋の筋力を維持する体操療法
☑温熱や電気を患部にあてる理学療法

これらで処置してもらうことにより、
手術することなく痛みを少しずつとり、
日常生活に支障をきたさないレベルに回復できることが多いようです。

主な腰痛の原因5つ

ここでは、よくみられがちな腰痛の原因となる症状と改善方法をご紹介していきます。

腰椎椎間板ヘルニア

椎骨と椎骨の間にある椎間板の外側にある繊維輪が、過度な負荷によって切れることで発症します。
椎骨板の中にあるゼリー状の組織が切れた繊維輪から外に飛び出し、神経を圧迫して痛みを伴います。
腰や足が痛くなるのが特徴で、ひどい時は排尿や排便に障害があらわれることも。

改善方法

椎間板に極力負担をかけないよう楽な姿勢で安静にします。
痛みに対しては上述した保存療法が有効で、痛みをまず取り除きます。
その後、背骨を支えるように適度な運動で腹筋や背筋を鍛えていくことで回復していきます。

 

骨粗しょう症による骨折

骨粗しょう症とは骨の内部がスカスカになって崩れやすくなった状態です。
少し負荷がかかるだけで骨折してしまうこともあるので、特に高齢者の方に多い症状です。

改善方法

さらなる骨折などを防ぐために横になり安静にすることが重要になってきます。
骨を形成する元となるカルシウムを日々の食事から摂取することはもちろんですが、骨を頑丈にする薬で骨折しにくくする療法もあるます。

 

急性腰痛(ぎっくり腰)

主な原因は、腰椎椎間関節のねんざや腰の筋肉が肉離れを起こすことで発症します。
筋肉や靭帯が損傷することで急激な痛みが出てきます。
横向きで寝転ぶことで痛みが楽になることが多いようですので、どんな姿勢になっても楽にならない場合は他の病気を疑うことが多いようです。

改善方法

まずは安静にして、腰に負担がかかるようなことは避けます。
数日で痛みはとれてきますが、痛みがひどい時は病院へ行き湿布や塗り薬などを処方してもらいましょう。

 

一時的な腰痛

これらの原因は様々ありますが、姿勢が悪かったり無理な体勢で長時間いたり長時間座り仕事をしている人などによく見られます。
姿勢が悪いことで腰に大きな負担をかけた結果起こります
ほとんどの場合、診察やX線検査などで異常は見つかりません。
腰に痛みや違和感を覚えだしてから1週間以内は、痛みが治まる可能性があるかもしれません。
無理して病院にいく必要はないので様子をみてみましょう。

改善方法

なるべく普段から腰まわりのストレッチをし、身体全体を柔らかくしておく方がいいようです。
姿勢にも気をつけて、背骨が自然なS字カーブを描くように意識してみましょう。
1週間経っても痛みがひかない場合は病院へ行きましょう。湿布や痛み止めの塗り薬などで対処します。

 

脊椎の炎症

細菌感染による腰痛やガンによる腰痛など、背骨に関係のない内臓の病気からも腰痛が起こる場合があります。
免疫力の定価した高齢者に多く発症しやすく、他の病気の細菌などに感染することで炎症が起き腰に痛みが出てきますので、背骨自体に問題がないことから原因を特定するのに時間がかかる場合もあるそう。

改善方法

細菌に対しての抗生物質での療法が基本となりますが、
細菌による椎間板や骨の破壊が進んでしまっている場合は、
炎症で溜まってしまった膿を除去するのに手術をすることもあります。
ですが、術後は完治することが出来ます。

 

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痛みがひかない?それ、心因性腰痛かもしれません!

心因性腰痛とは、身体的な要因ではなく、心の問題が腰痛を引き起こしている症状です。

原因不明の腰痛は今まで多くありましたが、その大半の要因は「心の問題」が原因ということがわかってきたそう。
何度検査を行っても骨や筋肉、他の臓器の病気などが見当たらない場合がこれに当てはまるようです。

心因性腰痛を患っている患者さんの多くは、抑うつ状態の傾向があり、ストレスなどが腰痛の引き金になっていることが明らかになってきているそうですよ。

職場や家庭、交友関係などの精神的ストレスなど、人によって原因が様々となります。

改善方法

一般的なストレスからくるうつ状態の人に行う心理療法やカウンセリングをメインに行い治療していきます。
同時に痛み止めなどの保存療法も行い、痛みを緩和していきます。

長期的な慢性腰痛になっている場合は、一度病院で診てもらうのが一番のようです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?

一口に腰痛といっても、これだけ多くの症状と要因があります。
それぞれに病状の特徴がありますので、それに合わせた治療法や対処法が必要になりますね。

腰痛タイプをチェックシートで判断できるサイトがありますので、
腰痛で悩んでいる方はご自分がどのタイプなのか一度チェックしてみては?

腰痛タイプ別チェックはこちら