塚原あゆ子さん×野木亜紀子さんがタッグを組み大ヒットした映画「ラストマイル」。過去に放送されたドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の伏線もあるということで、大きな話題になっていましたね。「ラストマイル」はノンストップサスペンスエンターテインメントとなっていますが、どのようなストーリーなのでしょうか。今回は、『ラストマイル』映画のあらすじについて、調査しました。
『ラストマイル』映画のあらすじ
大手物流拠点「Daily Fast」関東センター長・舟渡エレナ(満島ひかり)は、初日から巨大倉庫で働くことになります。しかし、配送段ボールが爆発する爆弾テロが発生し、部下・梨本孔(岡田将生)と事態を収束させようと試みることに。本部長の五十嵐道元(ディーン・フジオカ)に自社製品の回収を提案するも、現場の声を無視し、危険を助長するだけでした。物流業界の最前線で働く人々の苦悩や、事件の背後に潜む真実など、果たしてこの危機を乗り越えることができるのでしょうか。
『ラストマイル』と「MIU404」との関連性とは?
ラストマイルは、「MIU404の第3話」「アンナチュラルの第7話」とも関係しています。
「MIU404」第3話「分岐点」
女性から”襲われている”という虚偽の110番通報が相次いでおり、第4機捜伊吹・志磨が通報場所へ向かうストーリー。犯人は警察との追いかけっこ楽しんみ、今回も伊吹は犯人を取り逃がしてしまいます。しかし志磨が犯人の全容を掴み、実は犯人は複数犯で交代で逃げていたことが分かりました。犯人は私立バシリカ高校に通う陸上部員たちで、違法薬物使用によって廃部に。その中の4人が大会に出られなくなった不満を憂さ晴らしするため、警察との追いかけっこをしていたことが分かりました。犯人を確保するため110番通報を待つと、いつもと違って本当に襲われた女性マネージャーから連絡が・・・という展開でした。
ラストマイルにも同一人物が出演
ラストマイルでは、なんと班員の1人だった勝俣が出演しています。MIU第4機捜に所属し、陣場隊長のバディとなっているのです。高校時代に虚偽通報事件を起こして警察に補導された勝俣は、更生して警察官になっている、という話でした。映画を見る前に「MIU404」を見ておくと、より一層ストーリーを楽しめそうですよね。各キャストがそれぞれ深いバックグラウンドを持っているので、ますます映画が面白くなります。
「MIU404」を先に見るべき?
映画「ラストマイル」は、「アンナチュラル」「MIU404」を見ていなくてもストーリー上全く問題は無いようですね。ただ、ドラマを見ているのとそうでないのでは、2倍くらい違うという意見もあるようです。ドラマのファンが多いだけに、まずはドラマを見てから映画をいう流れを推奨する声が多いようですね。ドラマでの主要キャストが、映画で端役というなんとも豪華な構成になっているのも、魅力の一つです。ドラマからの伏線や登場キャラを知っていると、その伏線を回収しながら見るとさらに楽しめるでしょう。二作とも続編はないと脚本の野木亜紀子さんが断言しているので、少しだけでもドラマが帰ってきてくれたようで嬉しいですよね!
まとめ
今回は、『ラストマイル』映画のあらすじについて、紹介しました。大手物流センターを舞台に爆破テロが起こり、ハラハラドキドキの展開から目が離せませんね。「アンナチュラル」「MIU404」の伏線回収やキャスト再集結も魅力の一つですが、見ていなくても映画の鑑賞に支障はないようです。とはいえ、ドラマをチェックしてからのほうが倍楽しめるようなので、映画の前にドラマをおさらいするのも良いですね!