謎の少年が、止まっていた家族の時間を動かしていく、そんな温かなヒューマンドラマとして話題を集めたのが、TBS系ドラマ『ライオンの隠れ家』です。温かい兄弟の絆を描きつつも、背後に潜む「行方不明事件」の謎が絡み合う重厚なストーリーが話題となりました。今回は、『ライオンの隠れ家』のロケ地、ネタバレ、キャスト相関図を紹介し、魅力を知ってもらえたらと思います。
『ライオンの隠れ家』とは
『ライオンの隠れ家』は、2024年にTBS系で放送されたヒューマンサスペンスドラマです。
主演を務めるのは、実力派俳優・柳楽優弥。共演には坂東龍汰、齋藤飛鳥ら若手実力派が名を連ねました。物語は、ある日突然「ライオン」と名乗る少年が現れたことから物語が始まります。彼はなぜこの家に来たのか?本当の目的は何なのか?次第に明かされる真実が、家族の過去と向き合わされていきます。家族それぞれが抱える想いも次第に明らかになっていくストーリーとなっています。
『ライオンの隠れ家』のロケ地はどこ?
このドラマは、自然豊かなロケーションが印象的でした。ドラマと言えば、ロケ地が気になるものです。SNSでもロケ地巡りとして、聖地巡礼などする視聴者もいるのです。特に自然豊かなロケ地は、気になるもので、ドクターコトー ロケ地も当時は話題となっていました。『ライオンの隠れ家』の主要ロケ地も紹介していきたいと思います。
1.兄弟が住む家
洸人と美路人がライオンと出会い、共に暮らすことになる平屋の民家は、茨城県神栖市にある民家がロケ地です。海に近いロケーションが、作品全体のどこか切なくも静かな空気感を作り出しています。また、平屋だからこそ、このドラマにあった雰囲気が出せているのかもしれませんね。
2.小森洸人が勤務する市役所
洸人が福祉課で働く職場は、実際の神栖市役所で撮影されました。市民に寄り添い、波風を立てずに生きようとする洸人のキャラクターを象徴する場所です。
3.船木建設
美路人がアートの才能を活かして働く「船木建設」。そのロケ地は、千葉県にある実在の企業などが使われています。ドラマ内でも美路人が、兄を離れ、仕事を出来るのかという視点でも描かれています。美路人が安心して働ける環境として、温かみのある雰囲気が特徴です。
4.海辺のシーン
カモメを見たり、毎日歩いている海岸のシーンは、千葉県銚子市の海岸が使用されました。 広大な海と空が、登場人物たちの心情を映し出す象徴的な場所として描かれています。物語の中でも大事なシーンでもあります。
5.ライオンと出会った場所
物語が動き出すきっかけとなった、洸人と美路人がライオン(愁人)を保護した場所や、周辺の公園なども神栖市内のスポットが多く使われています。子どもと行くと楽しい場所もあるので、親子で行くのもいいでしょう。
キャスト相関図
ドラマの鍵を握る主要キャストについて紹介していきたいと思います。ドラマを見るにつれて、それぞれの人物が抱える思い、闇、不安などが明らかとなっていきます。また、坂東龍汰や、子役の佐藤大空の演技力も話題となりました。
| 役名 | キャスト | 設定 |
| 小森洸人 | 柳楽優弥 | 市役所勤務の兄。弟を守ることを最終戦に、自分の感情を押し殺してきた。平穏な日々を望むが、ライオンとの出会いで運命が変わる。 |
| 小森美路人 | 坂東龍汰 | 自閉スペクトラム症の弟。高いアートの才能を持つ。純粋で嘘をつけない。兄を誰よりも信頼している。 |
| ライオン | 佐藤大空 | 突如現れた謎の少年。 本名や素性は謎。だが、物語が進むにつれ彼の抱える秘密が明らかになっていく。洸人たちの異母姉・愛生の息子。 |
| 橘愛生 | 尾野真千子 | 長年会っていないが、洸人たちの異母姉。ある事件をきっかけに姿を消した重要人物。 |
| 橘祥吾 | 向井理 | 愛生の夫。山梨県の建築会社経営者。物語の不穏な影を担う |
| 工藤楓 | 桜井ユキ | 週刊誌記者。愛生の行方不明事件を追い、小森家に近づく |
| 牧村美央 | 斎藤飛鳥 | 洸人の同僚。彼の心の変化に気づき、支えようとする存在。 |
ストーリーとネタバレ
ライオンの正体は、ある事件の被害者家族に関係する少年でした。ライオンは、DV被害から逃れるために、母親により逃がされ、洸人の家へとたどり着いていたのです。ライオンという名は、「百獣の王」からきており、強い男になるんだとの意思もだんだん増えてくるのです。物語後半では、母親との再会や真実の告白が描かれます。なぜ、愛生が過去に姿を消したのか、現在逃げている理由、狙われている理由は何なのかが分かってきます。
洸人は「守る」だけの存在から、「寄り添う」存在へと変わっていくのです。物語の終盤では、祥吾の執念深い追跡が小森家に及びます。しかし、洸人はこれまでの「事なかれ主義」を捨て、美路人や仲間たちと共にライオンを守る決意をします。最終的に、愛生の生存と祥吾の罪が明るみに出ることで、彼らは本当の平穏を取り戻すのです。
見所を紹介!
小森洸人を演じた柳楽優弥の繊細な演技がすばらしいです。感情を抑えた芝居の中に、ふと見せる弱さが現れており、 彼の演技が物語のリアリティを支えているとも言えるでしょう。また、小森美路人を演じた坂東龍汰の演技が高評価を得ています。自閉症スペクトラム症の役を演じており、観る人に「本当に障害を持っている人」と誤解されるほど、リアルな演技でした。まっすぐな美路人の言葉や表情がコロコロと変わっていきます。気持ちが身体や雰囲気にも現れており、心に響くドラマとなっているのです。上記のロケ地紹介でも述べましたが、広大な海や住宅街など、ロケ地もこのドラマの魅力の一つでしょう。観た後には、家族について考えてみたくなるでしょう。
まとめ
『ライオンの隠れ家』は、単なるミステリーではありません。障害を持つ弟や、突然現れた子供という「自分とは違う存在」を受け入れることで、主人公・洸人が自己を解放していく成長物語でもあります。また、家族とは、守るとはそんなことを考えさせられるドラマにもなっています。そこにロケ地の美しさも加わり、心に残るドラマとなっています。観ていない方は是非ドラマの世界に入ってみるのはいかがでしょうか。









