2020年放送のドラマ『MIU404』は、警視庁機動捜査隊を舞台に、主人公2人が様々な事件を解決していく刑事ドラマです。人気ドラマだっただけに、MIU404の最終回を見た多くの人が「意味が分からない」と困惑しました。ドラマの最終回で話題になったのは、フジテレビ系の連続ドラマ『サイレーン』も記憶に新しいですね。今回は、MIU404の最終回が「意味がわからない」と言われる理由について、調査しました。
『MIU404』最終回の意味がわからない理由とは?
MIU404の最終回では主人公の志摩が死亡し、伊吹が久住を撃つというクライマックスでしたね。しかし実際には夢で、まさかの夢オチだったことに安堵した視聴者も多いでしょう。本当は久住は指名手配されており、伊吹と志摩は「生きて苦しめ」と久住を捕まえ、逮捕されます。しかし久住は黙秘を続け、戸籍も本名も分からぬまま・・・という、なんとも後味が悪い最後でした。些細なことで人生が大きく左右されるというメッセージが込められており、最終回の緊張感を高めました。最終回では、久住の戸籍が不明なのは、何が意図があるように匂わせています。久住は犯罪者として描かれ、公的なデータベースから自分の情報を削除していたのです。
久住の過去
久住は東日本大震災で、家族を失ったという過去があるようです。その影響で戸籍を失ったか、自ら捨てたという可能性があります。この過去の出来事が、現在の久住の不可解な行動の理由につながっています。「震災ですべて失った」と発言しており、「戸籍なんて意味がない」と言い放っていましたね。
久住の逮捕
伊吹と志摩が久住と最終対決に挑み、ドラッグの影響を受けて悪夢を見ますが、無事に目覚めて久住を追い詰めます。伊吹が志摩を助け、最終的に久住は屋形船に逃げ込むも逮捕されるという展開でした。最終回では志摩の死亡が示唆され、視聴者に衝撃を与えましたね。
「MIU404」最終回ネタバレ
九重と伊吹は、寝たきりになった陣馬のお見舞いに向かい、伊吹は「刑事を捨てても俺は許さない」と覚悟を決めました。志摩はRECに協力を仰ぎ、久住を捕まえようともくろみます。久住の似顔絵をネットで拡散させ、伊吹は志摩の仕業だと気づきました。しかし志摩は知らないふりをして、RECに久住が持っているスマホケースの情報を集めさせます。志摩はスマホケースを購入した履歴から、久住が東京湾マリーナにいることに気づきました。しかしその会話を盗聴していたのが、伊吹。志摩は、伊吹の仕掛けた盗聴器を見つけ、伊吹は「お互い自由にやろうぜ」と連絡するも、すでに東京湾マリーナに到着していました。
久住との対決へ
伊吹は久住に、「1対1で話がしたい」と提案するも、久住は「俺は何もしてない」と主張し、伊吹を閉じ込めようとします。そこに志摩がやってきたため、久住は「俺と組まへん?」と提案。すると志摩が拳銃を向け、銃声が・・・。伊吹が目を覚ますと、血を流す志摩の姿を発見。伊吹は久住に発砲し、志摩に「返事しろよ!」と駆け寄ります。しかしこれは夢で、本当は久住は指名手配されており、伊吹と志摩は「生きて苦しめ」と久住を逮捕したのです。その後、久住は黙秘を続け、結局戸籍も名前も分からぬままでした。
まとめ
今回は、MIU404の最終回が「意味がわからない」と言われる理由について、紹介しました。最終回ではまさかの夢オチ要素があり、打たれて死んだと思われていた志摩は生きていました。伊吹は久住と直接対決し、最終的に逮捕することに成功します。しかしラストでも久住は黙秘を続け、本当の名前や戸籍もわからないという、なんとも後味が悪いラストでしたね。よくわからないこそもう1度見たくなる、癖になるようなドラマです!