2018年に放送された、石原さとみさん主演の法医学ミステリードラマ「アンナチュラル」。不自然死究明研究所（UDIラボ）を舞台に、法医解剖医たちが、死因不明の遺体に隠された謎を解き明かしていくストーリーです。人気ドラマということで、最終回で発覚した犯人が気になりますよね。今回は、アンナチュラルの犯人やネタバレについて、調査しました。
アンナチュラルの犯人は？
アンナチュラルの犯人は、高瀬（尾上寛之）でした。ミコト(石原さとみ)と神倉所長(松重豊)が話していると突然、血まみれの高瀬が現れ、「殺されそうなので保護して貰いたい」と、にやけながら自主してきたのです。高瀬は中堂（井浦新）の恋人・夕希子（橋本真実）ら、複数の女性を殺害した疑いで逮捕され、遺体損壊は認めるも、殺害については否定。『僕は誰も殺してません』と真顔で答えたのです。証拠もなく、ミコト（石原さとみ）たちは高瀬を殺人罪で裁くために検証を続けました。
『アンナチュラル』最終回ネタバレ
フリー記者の宍戸（北村有起哉）は事件を追ううちに、高瀬が26文字のアルファベットに沿った連続殺人を企てている事に気付きます。見て見ぬふりをして記事にし続け、26名の殺人を妄想だと語る高瀬の証言をもとに、センセーショナルな手記を出版します。高瀬はあくまで、内見中に勝手に死んだ女性の処分に困り、ホルマリン投与や解体をしただけで、殺人の罪は否定しました。裁判でも、ボツリヌス菌の食中毒を主張。しかしミコトは、なぜ犯人側が菌の事を知っているのかを疑問に思います。
六郎の裏切り
実は六郎（窪田正孝）が、宍戸にボツリヌス菌のことを話してしまい、高瀬に教えていました。そのことで六郎が宍戸と通じていた事がバレ、六郎はUDIラボを去ります。夕希子の父がラボを訪れ、これまで中堂が犯人と決めつけて怪文書を送っていたことを社試合しました。夕希子の父は以前からアメリカにおり、夕希子も現地で土葬されていたのです。ミコトは、亡くなってから8年経っていても、土葬された遺体を調べられるのではとひらめきます。
事件解決へ
アメリカから輸送された遺体を調べると、ゴムボールを口に押し込んだ際に高瀬のDNAが歯の裏側に付着していたことが発覚。裁判で高瀬も自供し、殺人罪を立証することができました。宍戸も殺人幇助の罪で逮捕され、中堂は夕希子の父とも和解。長きにわたる復讐が終わったのです。六郎も本格的に法医学を学ぶため、UDIラボに出戻り、ミコトたちも平常運転に戻るのでした。
アンナチュラルのキャストまとめ
アンナチュラルの主要キャストについて、紹介します。
三澄ミコト（石原さとみ）
物語の主人公。UDIラボに所属している法医解剖医で、「三澄班」の執刀医。
中堂系（井浦新）
UDIに所属している法医解剖医で、「中堂班」の執刀医。
久部六郎（窪田正孝）
三澄班の新人記録員で、アルバイト。解剖時の写真撮影や解剖記録の整理業務を担当。
東海林夕子（市川実日子）
三澄班の臨床検査技師。ミコトとは監察医務院時代から面識があり、気の合う同僚。
木林南雲（竜星涼）
「フォレスト葬儀社」の社員で、UDIラボにて遺体の搬入出をするが、中堂と私的な協力関係にある。
宍戸理一（北村有起哉）
フリー記者。汚い手を使いネタをあぶり出す悪徳記者。
まとめ
今回は、『アンナチュラル』の犯人やネタバレについて、紹介しました。最終回で犯人が殺人罪を否定するというまさかの展開でしたが、主人公の気転により見事逮捕に至ります。登場人物が多く複雑に絡みあるドラマですが、とても見ごたえがありますね！
